【映画】平成映画ベスト
いわゆるマイベスト。記録用に。
10.犬童一心『ジョゼと虎と魚たち』(03)
9.湯浅政明『マインド・ゲーム』(04)
8.風間志織『せかいのおわり』(04)
7.庵野秀明『ラブ&ポップ』(98)
6.相米慎二『お引越し』(93)
5.矢口史靖『ひみつの花園』(97)
4.萩生田宏治『神童』(07)
3.三木聡『転々』(07)
2.市川準『大阪物語』(99)
1.小林啓一『ももいろそらを』(12)
平成映画ベスト女の子ランキングを観ていたら、記録に残しておきたくなった。ほとんどオールタイムベストのようなものなので少し恥ずかしくなる。個人ブログなので(という注釈が必要なのかはわからないけど)、大衆性も総括も考えないで極めて個人的なリストにした。だから、例えば明日になったら別のものをチョイスするかもしれない程度には気分で選んだけれど、それでも自分という人間を見透かされてしまうような気になってしまう。
私は友達がいないので、それが青春映画でも、コメディでも映画を通して人間を観ていたし、映画を通して世界を観ていた。うまくいえないけど、これはそういうリストなんだと思う。世界は世界にしかなくて映画の中にはないけれど、誰かが好きな世界とか誰かが好きじゃない世界はそこにある。そのことがなんとなく好きだった。
他人の好きな映画のリストを見て、誰かの好きなものがわかって、誰かの好きなものじゃないものがわかる。その人の目に世界がどう映っているのかが気になる。わかるって気になってしまうことも、笑っちゃうくらいなにもわかりあえない時もある。
例えばジョゼをとても好きだな、と思う。そういうとき、私は、ジョゼを大好きな人と、ジョゼを大嫌いな人に会いたくなる。いろんなことを話し合ってみて、わかりあったり、つきはなしあったりしてみたくなってしまう。いまだに私は映画を観ながらずっと、友達を探している。