【アート】初めてクラウドファンディングに参加してみました〜『ビデオアート展を開催したい!中嶋春陽の挑戦』について〜
先日、初めてクラウドファンディングに参加してみました!
クラウドファンディングと言えば、映画『この世界の片隅に』などでも話題*1になったけれども、何かを企画して、一人では資金が集まらないけれど、インターネットなどを通じて、みんなでお金を少しずつ出しあって、その企画を実現させようよ!という試みみたい。
そして、その企画が実現したら、出資者の人にリターンで恩返しをする、みたいな感じ。映画の製作委員会とかとほとんど一緒だけど、インターネットがあるから一般の人たちで、ちょっとずつお金を集めることが出来るようになって始まったってことかな。
何かの発明でも良いし、誰かの夢でもいいし、映画でも良いんだけど、それが実現したら、支援した人も少し幸せになれる(発明なら、利用できるしね)ので、素敵なことだと思います。
それで、そのクラウドファンディングってものの性質上、支援したからせっかくなので宣伝ブログを!って感じです。お暇なら読んでね。
それで!今回私が参加したのはこれ!
ソロアーティストとして活動する中嶋春陽さんが、個展(ビデオアート展)を開こうという試み。
中嶋春陽さんの活動について少し説明しておくと、子役から今まで女優として活動していて、MOOSIC LABの『いいにおいのする映画』などに出演してた。それから昨年まではジュネス☆プリンセスというアイドルグループで歌っていた。あとミスiDなんかにも参加している。細かいことはクラウドファンディングの詳細などを是非観て欲しいです。動画などもあります。
ビデオアート展を開催したい!中嶋春陽の挑戦 ~今までの私とこれからの私を新しい形で伝えたい~ | GREEN FUNDING by T-SITE
私が彼女を応援するようになったのは2年前の梅雨ごろのことで、彼女の写真がCHEERZという写真投稿アプリに投稿されており(現在は参加していない)「あれ?どこかで観たことある子だ!」となって引き込まれました。子役のとき、『スクール!』というテレビドラマに出ていたんですね。高校生の時観ていたドラマで、結構好きだった。
(多分この写真を見たと思うんだな)
その後、彼女のTwitterをフォローしたり、ブログを読むようになったりしたのだけれども、まず惹かれたのは彼女の言葉と世界だった。彼女は歌を歌っていたり、ダンスを踊っていたりして、それも勿論とても素敵で、すごく好きだったのだけれども、彼女は当時15歳の年齢ながら(こういうのは年齢の問題じゃないような気もするけど)、確固たる自分の世界を持っているように見えた。それがなんだかとても素敵だった。歌やダンスは、なんというかその世界を中から外に出すためのものにも見えた。そういうことはいまいち説明しすぎるのも野暮なので*2、彼女のTwitterやブログを読んでもらえれば伝わると思うんだけど、彼女が頭のなかで想像しているものをツイッターとかで聞くのはとても面白かったし、彼女が大好きな家紋の話を聞くのも最高だった。(家紋!)彼女が聞く音楽も、誰に選ばされたって感じじゃなくて凄くかっこよかった。自分ってものがあるっていうのだろうか。子供の頃星の王子さまとかリンドグレーンみたいな児童文学を読んだこととか、一倉宏の歌詞の世界とか、そんなワクワクを思い出した。
- 作者: サン=テグジュペリ,Antoine de Saint‐Exup´ery,内藤濯
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2000/03/10
- メディア: ハードカバー
- 購入: 19人 クリック: 501回
- この商品を含むブログ (313件) を見る
そして、今回のクラウドファンディングのテーマにもつながるのだけれど、私は彼女の描く絵に凄く惹かれた。アイドル時代の彼女は、当時迫っていたワンマンライブに向けて、2ヶ月前から一日一回必ずブログを更新していた。そして、そこには彼女の言葉とともに、必ず彼女の描いた絵が一緒に貼られていた。
(全てインスタより 画像ごとにリンクついてます)
例えば、あと8日のイラストは、歌っていた楽曲をイメージしたものらしく
「 キミにSE・NO・BI 」
グッモーニング♪でワクワクして始まって、
グッイブニング♪で寂しさ、
左から右にかけて1日が終わるイメージ。教科書にない出来事も~♪
をピンクと元気な緑とチョコカラーで
恋!要素を♪制服脱いで着替えたら~♪
制服を着ている時、脱いでる時。君のそばへ走るよ~♪
で、駆け寄る感じ♪ハルにとっては、少し前の感覚の曲だから
中学生の印象。でね、セーラー服。きみせの、ジュネ☆プリ最初の曲
まさに、ジュネ☆プリの
若さ、元気さ!みたいな曲♪
この曲も育ってきてるはず!あらためて、これからも
きみせのをよろしくね!!!
歌を歌っているときの気持ちとか、感情とか、そういうのをイラストというものに乗せているのがとても新鮮で、面白くて、凄く感心していたし、同時に、こういうのって、もっと広いところに伝わっていって欲しいなー、って思っていた。決して自分には表現できないことだし、他の人でも、彼女が思っていることを表現することは出来ないので、彼女の絵を見ることでしか、その気持はないわけですね。ブログに書いてある解説を見てもよくわかんなかったりするんだけど、そのよくわかんないことが、面白いなー、すげーなーって感じで見ていました。(語彙)
(例えば私は、モーリス・センダックや佐々木マキさんの絵が好きなのですけど、センダックの世界はセンダックを観ることでしか感じられない)
そして中嶋春陽さんは今、ソロとして活動しているのですが、そこで彼女が観せてくれるイラストなども、とても素敵なものが多くて。
(写真に絵というアイディアはアイドルをやっていたからこそ出たというか、ちょっと凄い)
要するに(最後に)
彼女は今も歌を歌っているのだけれど、観ている感じでは絵と歌うことが結びつくのも自然なことで。
中嶋春陽さんの絵も、歌もだけれど、彼女の表現するものがもっと観たくてたまらないし、単純に個展に足を運びたい!あと、その個展をきっかけに色んな人に彼女の表現するものが伝わっていくと良いなと思ってクラウドファンディングに参加しました。もっと大きな場所で表現するきっかけにもなってほしいなって個人的には思います。
絵は勿論そうだけど、クラウドファンディングとかに頼らずとももっと勝手に広がっていくべきだと思ったりもして。あと、映像作品のなかの彼女もとても素敵なので、(もし市川準監督あたりがご存命なら真っ先にカメラに収めていたと思う)『いいにおいのする映画』などもぜひ観てみてほしい。単純にすごく美少女だし映像映えするので、もっと映画に出てほしいな!とにかく面白くて才能溢れる人なので、色々な人に伝えたいです。*3
ともかく。中嶋春陽さんの個展を是非観たいと私は感じるし、是非こういうものがあるよ、こういう人がいるよ、って伝えたいなと思ってブログを書きました。(あと自分の日記としてね)
もう目標金額には達しているし、支援も3000円からのコースなので、いきなり支援ってわけにも行かないと思いますが、こんな人がいるのね!って紹介のブログでした。イラストとか観てると素敵な気持ちになるよ。
あと今日のテーマソング。