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べんきょうしよう

映画と音楽とアイドルと

2016年ベスト映画

2016年ベストシリーズ。毎年映画はそれなりに見る機会は多いのですが、NetflixAmazonプライムビデオなどが出てきて、DVDをレンタルする機会が減りました。その分、映画を観る本数自体は増えるかもと思っていたのですが、いつでも観れる=いつ観てもいもいい=観なくてもいい 感覚というか、色々なサービスはあるのにもかかわらず、なかなか映画を観なくなってしまいました。

その分、わざわざ映画館に足を運んで映画を観るという機会が増えました。今年は、話題になった映画も多かったので、そういったものをチョイスするというようなありきたりなランキングになってしまいましたが、私自身の2016年の「記録」として、このランキングをまとめておこうと言った感じです。

せっかくそういった趣旨なので、2016年の映画を選ぶというよりは、「2016年、映画館で観た映画」を選ぶことにしましった。なので2015年あたりのも少し入っています。

10本に絞ってしまうのは悲しいほど、今年は良い映画に沢山めぐりあいました。DVDなどで掘っていて良い映画に会うということは多くありますが、その年、その瞬間の映画館という空間で出会うという経験は多くなく、そういった巡り合いは、とても幸福だなと思います。全部邦画です。もっと観たかったー。

 

 

10.オーバーフェンス (山下敦弘

山下敦弘×蒼井優ってこうなるんだなという映画。蒼井優の身体表現でしか伝わらない何かがあって、それを視るオダギリジョーの表情でしか伝わらないものがあるなって思いました。私こういう映画から映画を好きになったんだなと思いました。

 

 

9.溺れるナイフ (山戸結希)

山戸監督の商業映画第一作。荒削りで無茶苦茶だけど、山戸結希ってものが菅田将暉小松菜奈を通してばしばし伝わってきます。こういう映画を撮る人がいるのは素敵だ。これからもどんどんどん撮り続けてください。

 

 

8.太陽 (入江悠)

元は舞台。映画もやっぱりそんな感じで、舞台でよかったんじゃないかな、って気もしなくはなかったんですが、舞台表現のような長回しのシーンは圧巻で、これをスクリーンにも持ち出せるんだなって気持ちになりました。是非。

 

 

7.恋人たち (橋口亮輔,2015)

非常に橋口監督らしい映画でした。映画はどこにフォーカスを当てるかというのが非常に重要だと思っていて、橋口監督のような表現をするのなら、これが最高峰な作品だと思いました。人の気持ちや感情は気持ち悪くて、けれどとても美しい。明らかにズームしてる、カメラの存在を感じる!って言うカットがいくつかあるのですが、それがむしろ迫ってくる感じで驚きでした。

 

 

6.君の名は (新海誠)

今年話題の。色々考察とかされているけど、私は「ずっと前から知っていたような気がする」「夢の中で知らない人と出会う」「覚えていないけど、とても大切な人がいたような気がする」みたいな誰でも心の何処かに持っている、けれど言葉に出来ないような思いを、理屈でストーリーにして見せたのがすごいと思っています。

 

 

5.あん (河瀬直美,2015)

河瀬直美最新作。ファーストカットから、ああ河瀬直美作品のカメラだな、と思いました。季節、時間、そういったものが映像に乗っかっている点が好きです。

 

 

4.リップヴァンウィンクルの花嫁 (岩井俊二)

今年は良い作品は沢山あったけれど、一番好きなのはこの作品でした。華ちゃん愛おしい。特に響いたのがCoccoが華ちゃんへと語る部分でした。心の中にそういうものが棲んでいる人と仲良くなりたいと思う。

 

 

3.シン・ゴジラ (庵野秀明)

待ってました庵野監督!こういうのを作ってくれるのなら「エヴァまだかよ」みたいなワガママは言いません。私は特に監督の作品「ラブ&ポップ」のファンなのですが、それに通じるカット割りと撮り方、役者の使い方をしていて、ドキドキが止まりませんでした。アニメーションは現実ではないのでどんなカット割りでも出来るのですが、それを実写でやって見せたのが「ラブ&ポップ」で、それをエンタメに落とし込んだのが「シン・ゴジラ」だと思っていただれば。皆ストーリーなんかよりももっとカットの話すればいいと思います。

 

 

2.この世界の片隅に (片渕須直)

戦争映画、戦争を描いた作品というものは数あれど、このような作品は多くないと感じます。こういう作品をずっと観たかった。どんな時代でも生きているのは人で、そこにあるのは暮らしです。戦争は事象であってアイデンティティーではないはず。しっかり大事なものにスポットが当たった作品で良かった。のんさんも本当に素晴らしかったです。

 

 

1.湯を沸かすほどの熱い愛 (中野量太)

傑作。映画作りのお手本のような作品でした。何かを表現したり作ったりする人は皆観て欲しい。人が話せば誰かの気持ちに響き、空が晴れているか雨が降っているかで人の気持ちは変わる。朝急いで牛乳を飲んだらお腹が痛くなる。全部当たり前のように感じるけれど、それを表現にするのは難しい。この映画が素晴らしい!という記録として、このブログを描いた感すらあります。

 

 

10.オーバーフェンス

9.溺れるナイフ

8.太陽

7.恋人たち

6.君の名は

5.あん

4.リップヴァンウィンクルの花嫁

3.シン・ゴジラ

2.この世界の片隅に

1.湯を沸かすほどの熱い愛